お店のこと

茨城県の旧新治村(土浦市)の小さな隠れ家。細い路地の奥の秘密基地のようなチョコレートショップです。

おいしいものを作るためには、厳選した良い材料を使うことはもちろんですが、手間と時間を惜しまず作ることが大切だと信じています。心からおいしいと思うものを届けたい。大切な人への贈り物にしたい。そんな思いでショコラおやつを作っています。

店構えのこと

まずは、麻の生地に職人さんが刷毛で手染めする伝統手法「本染(ほんぞめ)」を用いた日除けのれんがお迎えします。手染めならではの味わい深い独特の風合いは機械染めでは絶対に出せない良さがあります。

店内の床は柿渋塗りで、日に当たるごとに色合いに深みが増していきます。お店と一緒にどんどん味が出て育っていくように思いを込めて自分たちの手で塗りました。実は外にある案内看板も同じ柿渋塗りで手作りしています。部屋の壁には日本の気候に合い長持ちする漆喰を塗りました。店内が明るくなる美しい白色も気に入っています。

昭和の古家具たちは、あえて古さを残して修理する下北沢の山本商店で選んだものです。今はもうなくなってしまった中島製作所のyakumoブランドの重厚な皮革工業用腕ミシンもまだまだ現役で使えます。大切に使われてきたものだから、引き継いだ私たちも愛着をもって使い続けたいものたちです。

ラッピングのこと

繰り返し「使いたいもの」にこだわります。

<持ち帰り用の紙袋>
亀の甲羅みたいな底のかたちが独特で愛らしい、丈夫な蝋引き紙袋です。
実はこの紙袋は魚の保存に使われるもの。亀底が魚をしまうのに絶妙な形で、そのまま袋の口を折りたたんで冷蔵庫にしまえます。懐かしい!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。最近はナイロン袋が主流ですが、昔はどこの魚屋さんでも使われていたそうです。
水が染みにくいのに通気性がよく、匂いも漏れにくいので口を閉じてもらえばショコラの香りを漏らさず冷蔵保存できる優れものです!繰り返し使えますので、ショコラを食べ終えたあとは冷蔵庫の中で野菜の保存に使うのもおすすめです。
お家で使っていただけるようシンプルにお店のマークをさりげなく押印しただけで装飾をしていません。

<アルミピンチ>
東京・葛飾区にある下町の町工場「南木製作所」が昭和22年から作り続けているアルミピンチ(洗濯バサミ)です。日本でただ一つのアルミピンチ専業メーカーだそうです。
70年近く変わらないデザインはレトロでとにかくかわいい!丈夫で長く使えるから、持ち帰ったあともお菓子の袋をとめたり、書類をとめたり活用してみてください。

わたしたち夫婦のこと

東京吉祥寺と高円寺から始まった私たち夫婦ののんびり暮らし。
古いものが好きで、高円寺では築40年を超えるアパートを探して住み、大正・昭和初期の古家具を買い揃えました。長く愛されて使われてきたものたちに囲まれていると、時間もゆっくり流れる気がします。そんなのんびりした時間の中で日々を暮らしています。

滝川真二(夫)
のんくら三輪自転車を坂道で押す係。
ショコラおやつパティシエ、革作家。
茨城県土浦市出身。
チョコレート中毒。

滝川美瑛(妻)
のんくら三輪自転車のメインライダー!
デザイン全般、ホームページ運営。
群馬県高崎市出身。
油絵学科卒。絵を描くことが好き。字がへた。