【実体験】3歳児検診|子どもが「弱視」だった! 治療はどうする?

3歳児検診は、子どもの発育や健康状態を確認するために行われる大切な検査です。

その中でも、視力検査は目の健康をチェックする重要なプロセスの一つです。

しかし、検査で「視力が良くない」という結果が出た場合、保護者としては不安になることもあるでしょう。

視力の問題があると言われたけど、本当に治療が必要なの?
視力矯正の方法として、眼鏡をかける必要があるの?
視力が改善するために自宅でできる対策はある?
視力問題の原因が早期に発見された場合、改善する可能性はあるの?


今回ご紹介するのは、筆者の大切な娘である「ちーちゃん」が、実は弱視だったというお話しです。

気になる治療方法や経過も随時更新したいと思います。

\メガネ治療の際に得られる助成金については、こちら記事で詳しくまとめています/
【最新版】弱視の子どもの治療用眼鏡|補助金 & 医療費控除の手続き方法を徹底解説!

\メガネの補助金以外の援助については、こちらの記事でまとめています/
【保存版】子どもが「弱視」と診断された|療育手帳取得の流れと受けられる支援を徹底解説!

3歳児検診の視力検査の目的とは?

3歳児検診では、子どもの身体的な発達や健康状態を総合的にチェックします。

その中でも視力検査は、子どもの視覚の発達状況を確認するために非常に重要なものです。

この時期の子どもは視覚の発達が急速に進んでいるため、早期に視力異常を発見し適切な治療を行うことで、将来的な視力の悪化を防ぐことができます。

視力検査では、子どもが目で物をどれだけはっきりと見ることができるかを測定します。

しかし、まだ3歳の子どもにとって、この検査をスムーズに受けるのは難しい場合も多く、正確な結果が得られないこともあります。

そのため、検査の結果だけに一喜一憂するのではなく、後の精密検査や観察も大切です。

視力検査で異常が見つかる原因とは?

視力検査で異常が見つかる原因は様々です。

まず、3歳児は視覚の発達過程にあるため、まだ完全な視力が確立されていないことが一般的です。

しかし、視力の発達に問題がある場合には、早期にその兆候が表れることがあります。

一般的に視力検査で「引っかかる」原因としては、以下の例が挙げられます。

遠視・近視

遠視や近視は、子どもの視力発達に影響を与える代表的な要因です。

遠視は、遠くの物がよく見えるけれども近くの物がぼやけて見える状態、近視はその逆で、近くの物は見やすいが遠くの物が見えにくい状態を指します。

これらの状態は遺伝的な要素や生活環境によって影響されることがあり、視力検査で引っかかる原因の一つです。

斜視や弱視

斜視は、両目が正しく協調して物を見ることができない状態を指します。

片目が内側や外側に逸れてしまい、両目で同じものを見ることが難しい場合があります。

この状態が放置されると、片方の目が十分に発達せず弱視になる可能性があります。

弱視は、片目または両目の視力が通常よりも発達せず、視覚情報が脳に正しく伝わらない状態です。

弱視ですと、メガネやコンタクトレンズなどの視力矯正が役に立たないため、常に視力1.0未満の生活をおくることとなります。

これらの問題も早期に発見し治療することが重要です。

乱視

乱視は、目の表面(角膜)やレンズが正常な形状をしていないために、物がぼやけて見える状態です。

この状態も視力の発達に悪影響を及ぼすことがあり、視力検査で引っかかる原因となります。

筆者の娘であるちーちゃんは、強度の遠視とやや乱視もあり、弱視(視力矯正しても1.0に満たない)という状態でした。

ちーちゃんのように強い遠視の場合、見えないのを何とか調整しようとする力が働き、斜視になりやすいと言われています。

幸か不幸か、ちーちゃんの場合、自力で調整したところで良く見えないほど強い遠視だったことから、斜視が起こらなかったそうです。

視力検査で引っかかった場合の次のステップ

視力検査で引っかかった場合、保護者としては冷静に対応することが大切です。

まず、結果が異常であってもすぐに心配しすぎないようにしましょう。

3歳児はまだ視力の発達過程にあり、検査の結果が一時的なものや、検査の状況によるものかもしれません。

そのため、まずは以下のステップに従って対応を進めることが重要です。

精密検査を受ける

視力検査で異常が見られた場合、専門の眼科で精密検査を受けるよう勧められます。

眼科医はより正確な機器を用いて、子どもの視力や目の健康状態を詳しく確認してくれます。

そこで初めて、正確な診断が下され、必要に応じて治療方針が決定されます。

治療や矯正を行う

精密検査の結果、視力に問題があると診断された場合、眼鏡や矯正治療が必要になることがあります。

特に、弱視や斜視の治療は早期に始めることで、効果的に改善が期待できます。

眼科医と相談しながら、最適な治療方法を見つけていきましょう。

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生活習慣の見直し

子どもの視力は、生活習慣によっても影響を受けます。

例えば、長時間テレビやスマートフォンの画面を見ることは、目に大きな負担をかけます。

目を酷使しないよう、画面を長時間見続けないようにすることが大切です。

また、外で遊ぶ時間を増やすことも、目の健康に良い影響を与えると言われています。

ちなみに、筆者がうかがった眼科では、「お出かけ時の待合時間など、適切な時間内であれば、スマホも目の発達に役立つ」と言われました。

何ごとも「適度」が大切ということですね。

まとめ

3歳児検診の視力検査で引っかかることは、多くの保護者にとって心配な出来事かもしれません。

しかし、早期に視力異常を発見し適切な対応をすることで、子どもの将来的な視力を守ることができます。

もし異常が見つかった場合は、冷静に精密検査を受け、眼科医と相談しながら適切な治療を行いましょう。

また、日常生活の中で視力を守るための工夫を取り入れ、子どもの健康な視覚発達をサポートすることが大切です。

次回は、実際に眼科の精密検査で出た検査結果をご紹介しながら、治療用の眼鏡の購入についてお話ししたいと思います。

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