【保存版】親知らず抜歯後の食事は?|抜歯後1週間の献立をご提案!
親知らずを抜歯した後、食事には細心の注意が必要です。
腫れや痛みを軽減し、回復を促進するためには、消化が良く、刺激の少ない食べ物を選ぶことが大切です。
とは言え、手術後の辛い状態では、献立を考えるのも一苦労ですよね……。
筆者は全身麻酔で3本一気に抜歯したため、術後の食事には特に気を使う必要がありました。
そこで、本記事では、抜歯後1週間にわたって取り入れたい3食×7日分の食事献立をご紹介します。
「抜歯後1週間で栄養バランスを維持するための献立を教えて」
「硬いものを食べられるようになるのはいつ頃から?」
「抜歯後の食事で気をつけるべきポイントや注意点は何?」
「抜歯後に腫れや痛みを軽減するために適した献立は?」
柔らかく栄養バランスに優れた食事プランを提案し、回復をサポートします。
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【実体験】全身麻酔で親知らず抜歯|入院から抜歯後の腫れ・費用まで徹底解説!
親知らずの抜歯後:食事のポイント
親知らずを抜歯した後の1週間は、食べ物が治癒に与える影響が大きいため、どのような食事をとるべきかのポイントを確認しておきましょう。
柔らかくて栄養価の高い食材を選ぶ
抜歯後は傷口に負担をかけないよう、柔らかく、消化が良い食べ物を選ぶことが大切です。
おかゆ、豆腐、プリン、ポタージュスープなど、噛む必要がほとんどないものを中心に献立を組みましょう。
また、タンパク質やビタミンをしっかりと摂ることで、体力の回復を促進することも重要です。
避けるべき食べ物
逆に、避けるべき食べ物もいくつかあります。
辛いもの、酸っぱいもの、硬いもの、そして傷口に入りやすい粒状の食材(ナッツや種など)は控えましょう。
また、熱すぎる食べ物や飲み物も、抜歯後の敏感な部分を刺激するため、ぬるめの温度で提供することが推奨されます。
少しでも痛みを和らげたい!
抜歯後は痛み止めを飲んだところで、何を食べても痛みはつきもの。
そんな時に筆者が頼ったのが、こちらのデンタルクリームです。
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局所麻酔成分が配合されているので、患部にそっと塗るだけで、しばらく痛みが和らぎます。
筆者は2本購入しました……。
ロキソニン等の飲み薬は時間や容量に限りがあるので、ぜひ併用してみてください。
※筆者は抜歯痕に使用しても何の問題もありませんでしたが、使用の際は歯科医の指示を仰ぐようお願いします。
\痛みを和らげるためのセルフケアやアイテムはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください/
【必見】抜歯後の疼痛を軽減|セルフケア方法 & おすすめアイテム2選!
親知らず抜歯後|1週間分の献立提案(3食×7日分)
ここでは、抜歯後の回復を助ける1週間分の3食献立を提案します。
柔らかく消化しやすい食材を中心にしつつ、栄養バランスを考慮してみました。
1日目(抜歯翌日)の献立
抜歯翌日は特に痛みが強く、食欲も減退しがちです。
ここでは消化が非常に良く、腫れを抑える効果のある食事をおすすめします。
- 朝食:おかゆ+具なし味噌汁+ヨーグルト
消化が良いおかゆをメインにし、具のない味噌汁で温かさを保ちます。ヨーグルトは腸内環境を整えるためにも適しています。 - 昼食:カボチャのポタージュ+豆腐
カボチャのポタージュはビタミンが豊富で、豆腐はタンパク質を含むため、栄養補給に最適です。 - 夕食:ミルク粥+ほうれん草のすり流しスープ
ミルク粥でカロリーと栄養を補い、ほうれん草のスープでビタミンや鉄分を摂取します。
2日目の献立
痛みが少し落ち着いてきますが、まだ柔らかい食べ物が中心です。
- 朝食:豆乳バナナスムージー+蒸しパン(ふわふわ)
スムージーは飲みやすく、エネルギーも取れます。蒸しパンはふわふわで食べやすいです。 - 昼食:じゃがいものクリームスープ+カッテージチーズ
じゃがいものクリームスープはビタミンCが豊富で、カッテージチーズでカルシウムも摂れます。 - 夕食:リゾット(鶏肉と野菜を柔らかく煮込む)+温泉卵
鶏肉と野菜を細かくして柔らかく煮込んだリゾットと、栄養価の高い温泉卵でタンパク質を補います。
3日目の献立
腫れはまだ続きますが、少しずつバリエーションを広げていきます。
- 朝食:オートミール粥+リンゴのすりおろし
オートミールは繊維が豊富で消化にも良く、リンゴのすりおろしで自然な甘みを摂取。 - 昼食:クリームパスタ(ソースたっぷりで柔らかく)+コーンスープ
パスタを柔らかく茹でてクリームソースと合わせることで、食べやすくエネルギーも取れます。 - 夕食:ニンジンと豆腐のスープ煮+温野菜(ブロッコリー、カリフラワー)
柔らかく煮た豆腐と野菜を使ったスープ煮で、体が温まり栄養も豊富に取れます。
4日目の献立
少しずつ普通の食事に近づけるように、柔らかく調理した食べ物を選びます。
ただし、無理は禁物です。
- 朝食:スクランブルエッグ+豆乳シチュー
スクランブルエッグは簡単に噛めてタンパク質を補給。豆乳シチューでビタミンも摂取。 - 昼食:柔らかく煮込んだチキンと野菜の雑炊
チキンと野菜を細かくし、柔らかく煮込むことで、栄養をバランスよく取りつつ消化も良い。 - 夕食:魚のすり身の蒸し物+カボチャのマッシュ
魚のすり身を蒸して、柔らかく仕上げ、カボチャのマッシュで甘みとビタミンを摂取。
5日目の献立
腫れが少しずつ収まり、食べられるものが増えてきます。
- 朝食:フレンチトースト+ハチミツ少量
フレンチトーストは柔らかく、卵と牛乳で栄養が豊富。ハチミツは少量で自然な甘さを。 - 昼食:マカロニグラタン(鶏肉と野菜を細かく刻む)
マカロニを柔らかく茹で、鶏肉と野菜を使ったグラタン。クリーミーで食べやすいですよ! - 夕食:うどん(だしスープで柔らかく煮る)+温泉卵
柔らかいうどんを温かいだしで煮込み、温泉卵でタンパク質を補います。
6日目の献立
回復も進み、少しずつ固形物を摂取できるようになります。
- 朝食:ほうれん草とバナナのスムージー+オートミールクッキー
スムージーでビタミンと繊維を補い、柔らかいクッキーで少しずつ噛む練習をします。 - 昼食:ミートソースのリゾット(ひき肉とトマトソース)
ミートソースを使ったリゾットで、ひき肉を柔らかくして消化しやすいようにします。 - 夕食:サーモンのホイル焼き+マッシュポテト
サーモンをホイルで柔らかく蒸し、マッシュポテトで炭水化物を摂取。
7日目の献立
腫れもほぼ収まり、普通の食事に近いものを少しずつ取り入れていきます。
- 朝食:フルーツヨーグルト+柔らかめのトースト
フルーツを刻んでヨーグルトに混ぜ、トーストは柔らかくして食べやすく。 - 昼食:チキンと野菜のトマト煮込み+リゾット
柔らかく煮たチキンと野菜を使ったトマト煮込みで、ビタミンとタンパク質を補給します。 - 夕食:豆腐ハンバーグ+スチーム野菜(人参、ブロッコリー)
豆腐を使ったハンバーグで、柔らかく栄養価も高いメニューです。
抜歯後の食事の工夫と注意点
親知らず抜歯後の1週間は、食事に特別な配慮が必要です。
栄養をバランス良く摂取し、体の回復を助けるための工夫を忘れないようにしましょう。
食事の温度と食材選びに注意
抜歯後は特に食事の温度に気をつけ、熱すぎるものや冷たすぎるものを避けることが重要です。
また、硬い食材や刺激物も避けることで、傷口に負担をかけずに回復を早めることができます。
少量ずつ、回数を増やす
一度に大量の食事を取るのではなく、少量ずつ食べることが大切です。
腫れや痛みがあるときは、少量の食事を1日に数回に分けて取ることで、体にかかる負担を軽減できます。
食事には十分配慮しないと、最悪の場合「ドライソケット」になってしまうことも!
\ドライソケットについてはこちらの記事にまとめてあるので、ぜひ併せてご覧ください/
【実体験】親知らずの抜歯とドライソケット|痛みとリスクを軽減するための完全ガイド!
まとめ:抜歯後の1週間は無理なく柔らかい食事を心がけよう
親知らずの全身麻酔抜歯後は、特に最初の1週間が大切です。
無理せず、柔らかく消化しやすい食材を使った食事を心がけることで、回復をスムーズに進めることができます。
今回ご紹介した献立を参考に、適切な食事を取って早期の回復を目指しましょう。
\全身麻酔で親知らずを3本抜いた体験談(費用詳細や入院の流れ)はこちら/
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