【必見】抜歯後の疼痛を軽減|セルフケア方法 & おすすめアイテム2選!

親知らずやその他の歯の抜歯は、比較的一般的な歯科処置ですが、その後の疼痛は多くの人にとって大きな問題です。

辛い痛みが数日続くこともあり、食事や睡眠に支障をきたすこともあります。

そこで、この記事では抜歯後の痛みを軽減するために自分でできる対策を詳しく解説したうえで、痛みを軽減するためのアイテムもご紹介します。

抜歯後になかなか痛みが引かない原因は?
抜歯後の痛みを軽減するための効果的なアイテムは何か?
抜歯後の腫れや炎症を和らげるために日常生活でできることは何か?

抜歯後の疼痛の原因とは?

まず、なぜ抜歯後に痛みが生じるのかを理解しておくことが重要です。

抜歯後の痛みは、以下のような原因で発生します。

  • 組織の損傷:抜歯は外科的な処置であり、歯を支える骨や歯肉に損傷を与えることから、炎症が起き、痛みが伴います。
  • 感染:抜歯後に適切なケアを行わないと、感染症が発生する可能性があり、さらなる痛みを引き起こすことがあります。
  • ドライソケット:血餅が抜歯後に形成されず、骨が露出してしまう「ドライソケット」は、非常に強い痛みを伴う合併症です。

\ドライソケットについてはこちらの記事でもまとめているので、ぜひ併せてご覧ください/

【実体験】親知らずの抜歯とドライソケット|痛みとリスクを軽減するための完全ガイド!

抜歯後の疼痛を軽減! 簡単セルフケア3選 & NG行動2選

抜歯後の痛みを軽減するためには、適切なケアを行うことが重要です。

以下に、自分でできるケアの方法と、NG行動をご紹介します。

簡単なのに全然違う! セルフケア3選

以下んぼ三つは基本的なセルフケアですが、実践するだけで全然治りが変わります!

休息を十分に取る

抜歯後の痛みを和らげるためには、体を休めることが大切です。

特に初日は、安静にして身体の回復をサポートしましょう。

過度な運動やストレスを避け、回復を促進するためにリラックスした環境を整えることが重要です。

食事に注意する

固いものや辛い食べ物は、抜歯後の歯茎を刺激し、痛みを悪化させる可能性があります。

術後数日は、スープやヨーグルト、プリンのような柔らかい食べ物を選び、口内の回復を促進するようにしましょう。

また、抜歯した側で食べないように気をつけることも大切です。

\抜歯後の食事についてはこちらの記事でもまとめているので、ぜひ併せてご覧ください/

【保存版】親知らず抜歯後の食事は?|抜歯後1週間の献立をご提案!

処方された薬を服用する

歯科医から処方された痛み止めや抗生物質を適切に使用することも、痛みを軽減するための重要な手段です。

自己判断で服用を中止せず、指示に従って適切に薬を服用することが必要です。

また、薬を飲み終わっても「まだ痛い……」「腫れが治まりきっていない」と感じる場合は、再度歯科を受診するようにしましょう。

【重要】抜歯後にやってはいけないこと2選

以下の行動は「治癒を妨げる」だけでなく、症状を悪化させることに繋がるので、絶対にやめましょう。

強く口をすすぐ

抜歯後、血餅が形成されることが非常に重要です。

強くうがいをすると、その血餅が取り除かれてしまい、ドライソケットの原因となることがあります。

特に最初の24時間は、優しく口をすすぐように心がけましょう。

\ドライソケットについてはこちらの記事でもまとめているので、ぜひ併せてご覧ください/

【実体験】親知らずの抜歯とドライソケット|痛みとリスクを軽減するための完全ガイド!

実はNG!「冷やす」のは間違い!

痛みや腫れを軽減するために、患部を冷やすことが効果的です。

しかしながら、抜歯後の腫れの場合、実は冷やしてはいけないんです!

抜歯後は、冷やすことで炎症を悪化させてしまったり、血行障害を起こしてしまい、逆に治癒が遅くなります。

ついつい冷やしたくなるのは分かりますがぐっとこらえましょう。

痛みを軽減するためのアイテム2選

抜歯後の痛みを軽減するために、市販されているアイテムを活用することも非常に効果的です。

以下では、特にお勧めのアイテム5つをご紹介します。

デンタルクリーム

デンタルクリームは、口内の痛みや炎症を和らげるために特別に設計されたクリームです。

抜歯後の傷ついた歯茎に優しく塗布することで、鎮痛効果を発揮します。

歯科医で処方されるものもありますが、市販のものでも有効な成分が含まれているものがあり、手軽に使用できます。

おすすめのデンタルクリーム

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局所麻酔成分が配合されているので、痛みを確実に和らげてくれます。

筆者も何度助けられたことか……。

使用方法としては、食後や寝る前に少量を指に取り、患部に優しく塗ることで痛みを軽減できます。

内服薬は飲む時間が決まっているので、「薬が切れて痛い」という時の繋ぎとして使用するのがおすすめです。

※使用の際は必ず医師にご相談ください。

マウスウォッシュ

抜歯後の傷口を清潔に保ち、感染を防ぐためには、マウスウォッシュを使うのも一つの方法です。

アルコールフリーのものを選び、刺激を避けながら口内のケアができます。

口を優しくすすぐだけで、簡単に清潔な状態を維持することができます。

おすすめのマウスウォッシュ

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マウスウォッシュは、歯科医から処方されることも多くあります。

筆者も薬として処方されましたが、「使い切ったけどまだ炎症がある」ように感じ、治癒中の口臭も気になったので、上記のアイテムを使用しました。

低刺激ですがしっかりと殺菌作用があるので、完治した今でも愛用しています。

※使用の際は必ず医師にご相談ください。

まとめ

抜歯後の疼痛を軽減するためには、適切なケアと痛み抜歯後の痛みはつらいものですが、適切なケアとサポートアイテムを使うことで、痛みを軽減し回復をサポートすることが可能です。

ただし、抜歯後の症状は、個人個人で異なるもの。

セルフケアやおすすめアイテムを取り入れる場合、歯科医師に必ず確認し、自分の症状に合ったケアを選択するようにしましょう。

医師の指示に従うことが、治癒への一番の近道です。