【大公開】ママライターの収入推移|フリーランスで成功する秘訣とは?

フリーランスライターとして独立することは、時間や場所に縛られない自由な働き方を実現できる一方で、収入面での不安がつきまとう仕事でもあります。

特にライターを始めたばかりの人にとっては、安定して収入を得るまでの道のりが不透明で、悩むことが多いかもしれません。

私も同じように不安を抱えていましたが、実際にフリーランスライターとして活動を始め、数カ月で安定した収入を得るまでに至った経験があります。

この記事では、私がフリーランスライターとして働き始めてからの収入推移や、仕事の獲得方法、そして成功するために必要なステップについてご紹介します。

これからライターとして独立しようと考えている方、または既にライター活動を始めたけれど収入面で不安を抱えている方の参考になれば幸いです。

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フリーランスのライターになった理由

フリーランスライターとして働くことを決意したのは、子どもの誕生がきっかけです。

まだ生まれたばかりの子どもの将来を考えた際、小学校1年生になるタイミングで、毎日家にいて子どもを迎えられる生活を実現したいと考えました。

筆者は子どもが0歳の頃から保育園に入れて就業していましたが、子どもが熱を出すたびに仕事を早退しなければならず、そのたびに職場に迷惑をかけているのではないかというストレスを感じていました。

そのストレスから解放され、家族との時間を大切にできる働き方を求めたことも、フリーランスの道を選んだ一つの理由です。

最初の2ヶ月間は、本業の傍らライターの仕事にも挑戦していました。

朝3時に起きて執筆し、その後、家族の朝食を作り、身支度をして出社。仕事が終わるとすぐに1歳の子どもを保育園に迎えに行き、家事と育児を同時進行でこなしていました。

夜8時半には子どもと一緒に寝て、また朝3時に起きるという生活サイクルを2ヶ月間続けました。

その結果、2カ月目から5万円の収入を得ることができ、フリーランスライターとしてやっていけるという確信を得て本業を辞め、完全にフリーランスに転向しました。

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ライターになって1年目の収入推移

それでは、実際に収入がどのように推移したのか、ご紹介していきましょう。

初月の収入:2022年8月

2022年7月は、クラウドソーシングプラットフォーム「ランサーズ」を通じてライター活動を始めました。

よく「クラウドワークス」など、他のクラウドソーシングと併用することが進められますが、私は一つに絞りました。

というのも、併用しても「業績は共有できない」からです。

一つに絞り、業績を積み上げ、発注者からの信頼を獲得することが、将来的な収入UPの加速に繋がると考えたからです。

この策は見ごとにハマり、将来的には実績の多さから、こちらから提案せずとも依頼が来るようになります。

初月の収入は30,000円程度でした。

というのも、最初の半月程度は、徹底したプロフィール作成や、提案文の作成、仕事の申込を主としていたからです。

実績がゼロですから、ともかくやる気と誠実さ、文章力がある(元々研究職だったので、論文や本は執筆していました)ことを示しました。

その結果、初月の収入に繋がったと思われます。

その翌月、収入は50,000円を超えました。

これは、初心者としてはまずまずのスタートでした。

最初の2ヶ月は、案件の数こそ多くありませんでしたが、毎回クライアントの期待に応えることを心がけ、評価を積み上げていきました。

自分の得意な分野だけでなく、今では受けないような苦手なテーマ(ゲームや法律関係)も、積極的に受注し、多大な時間をかけて執筆していました。

収入の増加:2022年11月〜12月

2022年11月に入ると、収入が一気に89,910円まで増加しました。

この時期には、提案文を磨くことにさらに力を入れました。

クライアントに対して、ただ記事を書くのではなく、どのような価値を提供できるかを具体的に示すことが大切だと学びました。

また、納期を守り、クオリティを保つことでリピータークライアントが増え、収入が安定してきたのです。

年末になる頃には、継続的なクライアントも増え、定期的に依頼を受けるようになりました。

さらに、SNSで自身のライティングスキルをアピールするようになり、クラウドソーシング以外からも仕事を獲得できるようになりました。

SNSは、フリーランスライターとして非常に強力なツールであり、新たなクライアントとの接点を増やすために活用することが重要です。

2023年の収入推移

2023年に入ると、収入はさらに安定しました。

1月の執筆で得た収入は、109,977円まで増加しました。

ここまで来ると、仕事の流れもスムーズになり、定期的な案件の依頼が増えてきました。

特に、リピータークライアントの存在が大きく、定期的に記事を書けるようになったことで、ライターとしての安定感が得られます。

4月は126,626円という結果でした。

この頃には、自分のスキルが評価され、案件の単価を少しずつ上げることができました。

クライアントとの信頼関係が構築できていたため、単価アップの交渉もスムーズに進みました。

案件数を増やすだけでなく、単価を上げることもフリーランスライターとして収入を安定させる重要な要素です。

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収入UPのためにやったこと

2023年末の収入は約15万円程度で、1人でこなす業務量に、やや限界を感じ始めていました。

依頼は来るものの、おそらく20万円を目指すと、自身が疲弊するスケジュールになるという予測がつきました。

そこで、業務を一部外注化することにしたのです。

外注の活用と効率的な仕事の進め方

2024年、さらに収入を増やすために外注を活用するようになりました。

自分一人ですべての案件をこなすのは限界があるため、信頼できるライターに一部の作業を依頼することで、より多くの案件を受けることができるようになりました。

外注の導入によって、収入は飛躍的に増加し、月に20万円以上の収入を得られるようになりました。

外注をうまく活用するためには、信頼できるライターとの関係構築が欠かせません。

外注先に対しても、明確な指示とフィードバックを行うことで、品質を保ちながら効率的に作業を進めることができるようになります。

2024年の収入推移

2024年の初月である1月は、外注化の準備に時間を割いたことで、一時的に収入が12万程度にさがります。

しかしその後、2月には約22万円、3月には約24万円と、収入は波があるものの、順調に増えていきました。

そして4月、ライターをはじめてから2年が経つ前に、30万円という大きな壁を超えることができました。

この月は、外注を活用しながら多くの案件をこなすことができたため、収入が大幅に増加しました。

その後も収入に多少の波はあるものの、20万円以下までは下がることなく、安定してそれなりの収入を得られるようになりました。

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フリーランスライターとして成功するための秘訣5選!

フリーランスライターとして成功するためには、いくつかのポイントがあります。

以下は、私が学んだ成功のための5つの秘訣です。

1. 提案力を高める

ライターとしての成功は、クライアントに対してどのように自分をアピールするかに大きく依存します。

単に「文章を書きます」という提案ではなく、クライアントが求めるニーズを理解し、それに対してどのような価値を提供できるかを具体的に示すことが重要です。

提案の質を高めることで、案件の獲得率も向上します。

2. クライアントとの信頼関係を築く

一度依頼を受けたクライアントと長期的な関係を築くことは、収入の安定に直結します。

納期を守り、高品質な成果物を提供することで、続的な仕事の依頼を受けやすくなります。

クライアントとの信頼関係が築けると、他のライターよりも優先的に仕事を依頼されるようになりますし、単価の交渉もしやすくなります。

また、単なるライターとしてではなく、他のライターを取りまとめる「ディレクション」業務や、「校閲・編集」「SEO対策」といった、ベテランライターが任せられる高単価の仕事も任せてもらえるようになります。

3. SNSの活用

SNSはフリーランスライターにとって非常に強力なツールです。

私はSNSを活用することで、クラウドソーシングサイト以外からも直接依頼を受けることができるようになりました。

自分の得意分野や実績を発信することで、より多くのクライアントに自分を知ってもらうことができます。

また、フォロワーとのコミュニケーションを通じて新たな仕事のチャンスが生まれることもあります。

4. 単価アップの交渉

ある程度の実績ができたら、単価を上げるための交渉を積極的に行いましょう。

最初は低単価でスタートするのが一般的ですが、実績が積み重なってくると、クライアントもこちらのスキルを評価し始め、より高い報酬を支払ってくれるようになります。

単価アップの交渉を行う際には、過去の実績や納期遵守率などを具体的に示し、自信を持って、ただし控えめに、交渉することが大切です。

特にリピータークライアントとは、信頼関係が構築できていたので、交渉もスムーズに進みます。

5. 外注の活用

外注を活用することで、自分一人では対応しきれない案件をこなすことができるようになります。

外注先のライターさんには、あらかじめ明確な指示を出し、納品物の品質がクライアントの期待に沿うように細かくフィードバックを行うことで、クライアントに対して常に高品質な記事を提供することができます。

これにより、受注案件を増やしながら自分の負担を減らし、収入を増やすことが可能になります。

私自身、外注を導入してからは、月に20万円以上の収入を安定して得られるようになりました。

外注を上手に活用することで、自分の時間を効率的に使い、さらに高単価の案件に集中することができるようになります。

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ライターとしての時間管理

フリーランスライターとして働く中で、時間管理は非常に重要なスキルです。

私は、家庭と仕事を両立させるために、いくつかの時間管理方法を実践しています。

タイムブロッキング

「タイムブロッキング」とは、一日の中で特定の時間帯を特定の作業に割り当てる方法です。

たとえば、朝の9時から12時までは執筆に集中し、午後はリサーチや提案作成に時間を使うなど、時間を区切ることで効率的に仕事を進めることができます。

タイムブロッキングを実践することで、家庭の時間と仕事の時間をうまく調整できるようになりました。

優先順位をつける

フリーランスライターとして働くとき、同時に複数の案件を抱えることがあります。

その際、どの仕事を優先して進めるべきかを決めることが重要です。

基本的には、納期を第一優先としてスケジュールを組み、それに従って効率的に作業を進めるようにしています。

ギリギリではなく、納期より可能な限り前倒しの納品とすることで、クライアントからも「依頼しやすいライター」として認識されます。

結果、クライアントとの信頼関係を維持しながら、時間的余裕が確保され、自分自身のストレスも軽減することができます。

休憩を取る

フリーランスとして働く際、ついつい長時間休憩を取らずに作業を続けてしまうことがあります。

しかし、効率を維持するためには、適度な休憩を取ることが重要です。

短い休憩でも、作業の効率を大きく向上させる効果があるため、特に長時間集中する必要がある場合には、定期的な休憩を取り入れることをおすすめします。

フリーランスライターとしての将来展望

フリーランスライターとしてのキャリアは、これからも成長の余地があると感じています。

私自身、ライティングだけでなく、マーケティングやSEO、さらにはビジネス戦略の分野においても知識を深め、より幅広いクライアントのニーズに対応できるようにしていきたいと考えています。

そして現在、こうしてブログを開設し、収益化することに努めています。

こうしたステップを通じて、より多くの人に役立つ情報を提供し、ライターとしての幅を広げていくことが目標です。

まとめ

フリーランスライターとしてのキャリアは、収入が安定しないという不安要素がつきまといますが、提案力の強化、クライアントとの信頼関係の構築、SNSの活用、単価アップの交渉、外注の活用といった方法を取り入れることで、収入を安定させることが可能です。

これからフリーランスライターを目指す方や、すでにライターとして活動している方にとって、この体験談が少しでも参考になれば幸いです。

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