【予習】映画『名探偵コナン 隻眼の残像』の前に!観ておくべきアニメ回 & 劇場版を徹底解説
「名探偵コナン」の最新作映画『隻眼のフラッシュバック』が公開され、早速劇場で観てきました。

まさにシリーズ屈指の重厚ミステリー!と感じさせる仕上がりで、スクリーンを見つめる目が離せない2時間でした。
ただし―。
本作は、予習しておくことで「理解度」も「感動」も2倍以上になる構成。
特に【長野県警】と【諸伏兄弟】に関する知識は“必須”レベルです。
「映画『名探偵コナン 隻眼のフラッシュバック』を観る前に予習すべきアニメ回はどれ?」
「長野県警のキャラを知るために押さえておくべき初登場エピソードは?」
「諸伏高明と弟・景光(スコッチ)の関係性が描かれるアニメは?」
「小さな子どもと一緒に『コナン映画』を観に行っても楽しめる?」
「劇場版コナンの過去作で『隻眼のフラッシュバック』の理解に役立つ優先すべき作品は?」
本記事では、コナン大好きな筆者が、「どのアニメ・映画を見ておくべきか?」を、重要度別に分かりやすく解説します!
予告動画はコチラ:https://www.conan-movie.jp/2025/
※本記事は、映画で使用されたトリックなどの具体的なストーリのネタバレはありませんが、予告で紹介されているような大まかな概要や、予習作品のネタバレは含みます。
名探偵コナン『隻眼のフラッシュバック』はどんな作品?
今作の舞台は長野県――つまり、あの“風林火山トリオ”こと大和敢助・上原由衣・諸伏高明たち長野県警の刑事たちが活躍します。
ストーリーは完全新作ながら、過去エピソードに深くリンク。
特に「兄弟の絆」や「正義の選択」といったテーマが重層的に描かれており、過去作との関係を知っているかで心に刺さるシーンが変わってきます。
【アニメ編】映画前に“絶対に予習しておきたい”長野県警エピソード
それではまず、アニメで予習しておきたい回をご紹介します。
● アニメ516〜517話「風林火山 迷宮の鎧武者/陰と雷光の決着」★必見
長野県警の大和敢助&上原由衣の初登場回。
事件の重厚さもさることながら、大和警部の“らしさ”が強く印象に残る回で、映画の彼らを理解する下地になります。
● アニメ558〜561話「死亡の館、赤い壁」★必見
諸伏高明が初登場。風林火山メンバー3人が揃う長野県警“始まりの回”。
今回の映画でもこのトリオの信頼関係が鍵になるので、背景を知っているとセリフの奥深さが違います。
● アニメ810〜812話「県警の黒い闇」★推奨
高明と大和の過去にまつわる心理描写が丁寧に描かれたエピソード。
警察内部の闇を描きつつ、2人の信頼の根拠が明かされる重要回。
● アニメ983〜984話「キッドVS高明 狙われた唇」★必見
一見、怪盗キッドとの対決回ですが……実は諸伏高明の弟・景光(スコッチ)に関する極めて重要な描写あり。
兄弟の“あの話”に触れる今作では、この回を見ているか否かで涙腺の刺激度が段違いです。
【予習アニメ補足】時間がある人におすすめの長野回
- 652〜655話「毒と幻のデザイン」:軽井沢が舞台。事件そのものは独立しており、関係性補強として。
- 754〜756話「赤い女の惨劇」:別荘地での事件。大和警部たちが登場します。
- 1003〜1005話「36マスの完全犯罪」:長野県警が活躍する比較的新しいエピソード。
- 1123〜1124話「群馬と長野 県境の遺体」:長野県警と群馬県警の合同捜査のコミカルミステリー。
【劇場版名探偵コナン編】見ておくと理解が深まる過去映画
● 『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(2022)★推奨
安室透(降谷零)が警察学校時代の仲間たちとの絆や過去に向き合いながら爆弾事件の真相を追う物語。
警察学校組に関連する描写が含まれており、「隻眼のフラッシュバック」で描かれる降谷零と警察関係者の背景をより深く理解するために視聴しておくとよい作品です。
● 『名探偵コナン ゼロの執行人』(2018)★推奨
『ゼロの執行人』は、降谷零の公安警察としての信念や行動が描かれており、彼の人物像を深く理解することができます。
諸伏景光の登場はありませんが、降谷の過去や信念を知る上で、本作を鑑賞することは有益です。
今回の映画は「公安」もかなり重要な位置を占めているので、筆者としてはぜひ予習して欲しいです!
【スピンオフ編】“兄弟”の過去を深く知るならこれ!
● 『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』CASE.諸伏景光 ★必見
スコッチこと諸伏景光の警察学校時代を描いた公式スピンオフ。
兄・高明との関係や、幼少期に起きた衝撃の事件が詳しく描かれます。
今回の映画が心に刺さるかどうかは、ここを知っているかにかかっているといっても過言ではありません。
【おまけ】4歳児と一緒でも楽しめた!劇場で観る価値はアリ!

今回は、筆者自身も劇場にて取材を兼ねて鑑賞。
スクリーンの空気感、周囲の観客の反応、公開初週の熱気……やはり“現場で観る”コナン映画には特別な価値があります。
予習コンテンツとの比較・確認もかねて視聴してきたので、予習回はなかなか正確性が高いと思います(たぶん……)
そして実は、4歳の娘と一緒に観に行ったのですが、これが予想以上に楽しんでくれて!
※我が家では2歳の頃から“おうち映画の日”を週に1度設けており、長編作品を少しずつ楽しむ習慣があったため、劇場での2時間もしっかり座って観ることができました。
今回の映画で活躍する「毛利小五郎」は、娘のお気に入りキャラということもあり、真剣な眼差しで集中していたのが印象的です。
とはいえ、『隻眼のフラッシュバック』は、『ハロウィンの花嫁』や『紺青のフィスト』などのようなド派手なアクション中心ではなく、繊細な人間関係や複雑なトリックをじっくり見せていくタイプのコナン映画。
小さなお子さんにとっては正直、話の筋を理解するのはやや難しいかもしれません。
音の演出やキャラの登場だけで楽しめる子もいますが、「集中できるか不安…」という場合は、無理せず大人だけで観に行くのもおすすめです。
親子で観るにはやや“大人寄り”の一作ですが、静かに観られるお子さんであれば、緊張感ある映像美や刑事ドラマの空気感を一緒に楽しめるはずです。
🎬 まとめ|「コナン映画」を120%楽しむには“予習”が最強の武器!
『隻眼のフラッシュバック』は、ミステリーとしての完成度が非常に高く、警察組の人間関係を知っているだけで見え方がまったく違ってきます。
予習のポイントは以下の3つ:
- 長野県警の結成回(516〜517話・558〜561話)
- 諸伏兄弟の関係が見える回(983〜984話、警察学校編)
- 景光の背景が描かれた映画(ハロウィンの花嫁・ゼロの執行人)
コナンファンはもちろん、久々に観る人にも超おすすめの一作です。
ぜひ“予習してから”映画館に足を運んでみてください!
<参考URL>
劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』
京成ローザ10
「これだけ観とけばバッチリ!」名探偵コナン『隻眼の残像』がもっと面白くなる「予習用エピソード」(ふたまん+) – Yahoo!ニュース
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