【30・40代必見】歯列矯正は大人でも大丈夫? メリット・デメリットもご紹介!

「歯列矯正」と聞くと、多くの方が思い浮かべるのは、子どもや若い世代のものかもしれません。

しかし、30代や40代でも歯列矯正を始めることは珍しくなく、むしろ成人だからこそのメリットもあるのです。

大人になってから歯列矯正はできる?
大人の歯列矯正のメリットとデメリットはなに?
歯列矯正にはどのような方法があり、それぞれの特徴は?
歯列矯正にかかる費用や治療期間はどれくらいか?
矯正中の日常生活や食事にどのような影響があるのか?

筆者も38歳から歯列矯正を開始し、現在も進行中です。

このブログでは、大人の歯列矯正について、そのメリット・デメリットを中心に解説し、筆者自身の体験も交えて今後の経過をお伝えします。 

大人でも歯列矯正は可能?

まず、歯列矯正は大人でも問題なく始められます。

実際、技術の進歩により、年齢に関わらず矯正治療は効果的です。

ただし、成長期の子どもと異なり、顎の成長が完了しているため、治療のアプローチや期間が異なる点に留意する必要があります。

大人の歯列矯正|増加の理由とメリット & デメリット

大人になってから矯正を考える理由は様々です。

例えば、長年気になっていた歯並びを美しく整えたいという美容的な動機や、噛み合わせの問題を解消して健康を改善したいという機能的な理由が挙げられます。

さらに、年齢を重ねると歯や顎の不調が目立ち始めることもあり、矯正が健康維持に役立つという点も大きな理由です。

ちなみに筆者の場合、親知らずの抜歯をすることになったため、「せっかく抜くなら矯正もしよう!」というのがきっかけでした。

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【実体験】全身麻酔で親知らず抜歯|入院から抜歯後の腫れ・費用まで徹底解説!

歯列矯正のメリット3選

大人が歯列矯正をする際のメリットは多岐にわたります。ここでは主なポイントを紹介します。

見た目の改善

矯正治療の最大のメリットは、やはり見た目の改善です。

歯並びが整うことで、笑顔に自信を持つことができ、人前で話す際の印象も大きく変わります。

噛み合わせの改善

歯列矯正は見た目だけでなく、噛み合わせの改善にも大いに役立ちます。

噛み合わせが正しくなることで、食べ物を噛む際の負担が軽減され、歯や顎関節への負担も減少します。

これにより、将来的な歯の摩耗や歯周病の予防にもつながります。

発音の改善

歯並びが悪いと、発音に影響を与えることがあります。

特に「サ行」や「タ行」の発音が不明瞭になることがあるため、矯正治療によって歯の位置が整うことで、発音がクリアになる可能性があります。

これは日常のコミュニケーションやプレゼンテーションなどで、大きなメリットとなります。

歯列矯正のデメリット3選

一方で、歯列矯正にはデメリットも存在します。

大人になってからの矯正には、特有の課題があるため、それを理解しておくことが重要です。

治療期間の長さ

大人の歯列矯正は、子どもに比べて治療期間が長くなる傾向があります。

これは、顎の骨が既に成長を終えているため、歯の移動がゆっくりと進むためです。

一般的に、成人の矯正は2~3年かかることが多いです。

筆者の場合も、矯正を始めてから数カ月が経過しましたが、まだ大きな変化を感じることはありません。

長期的な視点で治療を受ける覚悟が必要です。

費用が高い

大人の歯列矯正は、費用が高額になることが一般的です。

治療内容や使用する装置によっても異なりますが、数10万円から100万円以上かかることがあります。

さらに、保険適用外のケースも多いため、事前にしっかりと費用面を確認しておくことが大切です。

日常生活への影響

矯正装置を装着することで、最初の数週間は違和感を感じることが多いです。

食事や会話に影響が出る場合もあり、特に外食時などは食べ物が挟まりやすくなることもあります。

筆者も矯正を始めてから、特に固い食べ物や繊維質の多い食べ物に注意するようになりました。 

歯列矯正の選択肢

大人の歯列矯正には、様々な方法があります。

ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。

ワイヤー矯正

最も一般的な方法で、歯に装置をつけてワイヤーを使って歯を動かす方法です。

ワイヤー矯正は効果が高く、比較的幅広い症例に対応できますが、見た目が気になることがデメリットです。

筆者もこの方法を選びましたが、最初は金属が目立つのが気になりました。

ただ、今では少しずつ慣れてきています。

マウスピース矯正

透明なマウスピースを装着して歯を動かす方法で、見た目が自然で取り外しができるのが特徴です。

仕事やプライベートで目立たせたくない方にはおすすめですが、自己管理が必要なため、しっかりと装着時間を守ることが求められます。

裏側矯正(リンガル矯正)

歯の裏側に装置を取り付ける方法で、外からはほとんど見えません。

しかし、舌が装置に当たることで違和感を感じやすい点や、費用が高額になることがデメリットです。

また、歯並びがかなり悪い場合、裏側矯正が出来ないこともあります。 

大人の歯列矯正を始める際の注意点

大人になってから歯列矯正を始める際は、事前にいくつかのポイントを確認しておくことが重要です。

信頼できる歯科医を選ぶ

歯列矯正は長期にわたる治療のため、信頼できる歯科医を選ぶことが成功の鍵となります。

事前にカウンセリングを受け、治療内容や費用、期間について納得した上で進めましょう。

自分のライフスタイルに合った方法を選ぶ

矯正方法にはそれぞれ特徴があります。

自分のライフスタイルや仕事の状況を考慮し、最適な方法を選ぶことが大切です。

見た目を気にする場合はマウスピースや裏側矯正、効果重視であればワイヤー矯正など、適切な選択をしましょう。

長期的な視野を持つ

歯列矯正は短期間で終わる治療ではありません。

数年単位の治療となるため、長期的な視野で取り組むことが大切です。

筆者もこれから数年間、歯科通いを続けながら経過を見守っていく予定です。 

おわりに

大人でも歯列矯正は十分に可能であり、多くのメリットがあります。

見た目の改善や噛み合わせの向上、発音のクリアさなど、長期的な健康や日常生活の質向上に繋がる効果が期待できます。

しかし、治療期間が長くなることや費用の負担、日常生活への影響も考慮する必要があります。

筆者自身も38歳で歯列矯正を開始し、現在もその経過を進行中です。今後も矯正治療を通じた体験をシェアしていく予定ですので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。